2017年10月2日月曜日

脱スターファングルナット!

自分のフロントブレーキはホースをコラムシャフトの中に通していますが、それ用の既製品のトップキャップは重さや形状的にも理想的でなかったので、スターファングルナットとトップキャップを加工して取り付けていました。

しかし、このところスターファングルナットが滑りを起こしてしまい、まともにフォークを引き上げることが出来ず困っていました。

で、今回はそれを解消すべくいじってみました!。

どの様にするかは色々考えました。
・締め付け(引き上げて、ベアリングの当たり調整を行う)の時だけ、それ用の工具を使うようにしてステムを固定したらガランドウにするか?。
ただ、そうするとキャップが無くて見た目的にな~とか。ハンドルの角度調整とかが発生した際にいちいちその工具をセットして調整するってのはだるいなと。
・コラムシャフトにタップ切って穴あきのデカいボルトを作り、それの締め付けで引き上げ、キャップも兼ねる形にするか?形状的に自作するのは難しいなぁ~。無理かな。
等々。

で、結局『スターファングルナットに代わるもの』という仕組みで行くことに。
常にHEXレンチだけで簡単に調整できるってのはやはり便利ですからね。
んで、早速作り始め・・・・奥のが第一案で、コラムシャフト内径にピッタリ合うサイズで作り、コラムシャフトに3か所穴を開けイモネジで位置固定し、しっかり引き上げられるようにしようという物。これでも良かったが、コラムシャフトに穴を開けるのにはやはり少々抵抗があった事と、M4サイズのイモネジ3か所で充分だとは思うが、何となく頼りなさを感じ、手前の第二案に。コラムシャフトにタップを切り、これをねじ込み固定しようという形ですね。


代替えナット自体の作成は特にもんだなく進みました。が、コラムシャフトへのタップ切りは結構苦労しました。コラムの内径をそのまま利用しているため、タップの下穴と完全一致ではなかったので、それなりに強引に切りましたね。
で、どうにか組み込み完了。
タップ部は肉が薄くなるので、代替えナットのねじ部分、コラムのタップ部分は薄めにしました。折れてしまう様な位置関係にはしないように要注意ですw。

仕上がりは綺麗ではありませんがこんな感じになりました。


その後スペーサーの厚みなども変更し極力ここへの負荷がましになる調整をしてくみ上げて完成しました。

しっかり引き上げられて良い感じになりました!






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